●BS・CS用必要パーツを洗う

 自宅の配線を調べた後は、BS・CSを受信するためには、どんな部品が要るかを考えないといけない。配線工事をしながら足りないものを補っていくてもあるが、できれば買い物は一度で済ませたい。従って何が要るのか検討しておく必要がある。
 
 といっても難しい部品が要るわけではない。数種類でいいのだ。ざっと上げてみると

①パラボラアンテナ
 →BS及び110CSから信号を受信する。受信信号周波数はは12Ghzと極めて高く、このままアンテナ線で伝送すると減衰が激しいため、一旦周波数を1000Mhz~2000Mhz辺りまで変換する。これをコンバーターと呼ぶが、その際に給電が必要となる。なお、アンテナセットにはでアンテナ線15m(片端プラグ付)、取付け金具、プラグ、結束バンド等が同梱されている。

②混合器
 →UHFやVHF信号とBS・CS信号をミキシングする。 このミキシング信号を分配器に供給して各部屋のアンテナコンセントまで持ってくる。

③分配器
 →ミキシング信号を各部屋まで分岐させるもの。電流通過用の端子が一個だけついたものと、全端子が電流通過型のものがある。なおアンテナコンセントから分配するタイプには電流通過端子がついていないものもある。その他、対応周波数があり、BS、CSを受信する場合は2600Mhz対応を選択しておきたい。

④分波器(分配器)
 →チューナーとアンテナコンセントとの接続用に用いる。 UHF・VHF信号とBS・CS信号を分波する。中には地上アナログ、地上ディジタルとBS・CSの3波に分波するものもある。いずれにせよチューナー側の端子に応じて選択する。なお分波器は分配器でも代替できる。分配器のほうが価格は幾分安い。

⑤アンテナ用プラグ
 →市販の接続用コードを使わず、自作する場合に必要。 プラグのみだと100円ちょっとで変えるので、安く済ます場合は自作に限る。アンテナ線の太さ(3C、4C、5C等)に合わせて買うこと。

⑥アンテナ線
 →アンテナ同梱ケーブルで足りない場合。アンテナ線どうしを接続する場合は別途部品必要。

⑦BS・CS対応チューナー
 →DVDレコーダーの方が価格がこなれていて割安感はある。テレビとのアンテナ接続コード1本程度は付属している。

 予算的には①~⑥までで15000円程度、⑦で5万円程度(DVDレコーダーを想定しています。BS・CSチューナー付のレコーダーを持っていればこの出費は抑制できますね)
 
 あと、道具はアンテナ固定用のスパナ、アンテナコード自作用のペンチ、カッター等が必要となります。また、アンテナ配線をきれいにしたい場合は、ステップル等部品や結束バンド類、金槌などが必要になります。

 なお、今回は必要なかったが、アンテナの受信レベルが低い場合はブースターが必要になる場合もあるようだ。 ブースターには電源供給を要しないラインブースターが4000円弱で販売されている。
 Line busuter9.gif


 また電源供給型の場合は品揃えが豊富であり、 その場合は、アンテナのコンバーターへの電流供給と同様に、分配器の電流通過端子を用いて、任意の部屋のアンテナコンセントからブースターまで電源供給を行う。約25000円程度と高い。
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●自宅のアンテナ配線を知る

 BSアンテナを設置し、テレビコンセントのある各場所でBS,CSが見れるようにしたいのは誰しも望む所であろう。そのためには、自宅のアンテナ配線がどうなっているかを知る必要がある。
 ポイントは、各部屋へ信号を分配する大元の分配器とアンテナの間に混合器を付けて、BS、CS信号を入力してやることである。その際に注意が必要なのがアンテナのコンバータまでの電流供給を行えるように分配器をうまく繋いでいくことである。詳細は後述する。

 管理人の場合は、アンテナは以下のような具合で配線されていた。

             |--------部屋A
              |--------部屋B  |---部屋D   
 UHF--------4分配器----------2分配器
              |--------部屋C  |---部屋E*

 部屋A、B、Cは2階、部屋D,Eは1階、部屋Eにチューナーを置きたい

  *アンテナはUHFのみ。混合器やブースターは付いていない
  *4分配器は1800Mhzまでの対応、アルミダイキャスト製
    1端子のみ電流が通るようになっている。
  *アンテナ線は5Cの同軸ケーブル(最も太いか)
  *4分配器は屋根裏にあり、取り扱い可能だが、2分配器は壁に
   埋め込まれていて取り扱い不可能状態

 実は、部屋Eにチューナーを置きたかったのだが、4分配器まで電流が届かない。 壁に埋め込まれた2分配器が電流通過対応になっていないようだ。 壁の中なのでどこにあるかもわからず結局は、電流供給するチューナーの場所は、別にするしかないのだ。
 この場合、2階の部屋ならアンテナ配線が見えるので、4分配器に唯一ある電流通過用の端子をチューナーを置く2階の部屋Aに割り当て、アンテナまでの電流供給を行った。 たまたま使っているPSXがBSアナログチューナーが付いており、これをBSアンテナコンバーターへの電流供給用に使うことにした。

 以上のように、BS・CSアンテナの最も難しいところは、アンテナコンバータまで、電流を供給しないといけないということである。分配器や混合器の全端子が電流通過型なら難しくはないだろうが、以前の分配器は、電流通過端子はまったく無いか、一端子のみが通常である。 従ってその端子を渡りながら、アンテナから最後はチューナーまで電流を通してやらないといけない。 

 分配器が全く見えない場合は、運を天に任せて繋いで見るか、 あるいは個別の専用配線で行くしかない。